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辛かったけど、ありがとう。野村證券で学べた5つのこと

「辛かったけど、あの時経験しておいてよかった…」。

逃げたかったけど、後になって感謝に変わった経験、あなたにもありませんか?

私は「野村證券で働いた2年間」が、まさにその原体験です。

あの、ザ・体育会系で有名な大手証券会社。私は2年間、営業として従事していました。辛かったし、しんどかったし、プライドがズタボロになった瞬間も沢山あった。

それでも、2年間があったからこそ、社会人の基礎やコミット力、営業マインドを培えたなと。感謝の気持ちでいっぱいです。

私が何を学んだのか。備忘録として、このnoteにまとめていきます。

目次

  1. 1. 相手を巻き込むコミュニケーション力
  2. 2.数字・成果・利益へのこだわり
  3. 3.交渉力と営業力
  4. 4.前向きな思考力
  5. 5.プライドを捨て素直に取りくむ姿勢

1. 相手を巻き込むコミュニケーション力

野村時代にいた2年間、足腰を使い、飛び込み営業で西東京を回っていました。どんな会社にでも、とにかく図々しく、まずは飛び込んでいく。

相手がお医者さんや社長、議員といったお偉いさんが沢山いらっしゃいましたが、私は物怖じせずとにかく接触回数を増やしました。

相手にされず門前払いも数知れず。当時は若かったこともあり、とてもつらかった。

ただ、「どうやったらお客様の懐に入れるのか?」を悩みながら考え抜いた軌跡が、今とても活きています。

野村をあとにしてからは、異業界の「プラント業界」に身を置いています。未経験だった私は、0からのスタート。なので、知らないことばかりでした。

すべてが学びだと感じていた私は、周りを巻き込みながら、1つ1つ学んでいきました。同僚はもちろんお客様とも、とにかく沢山のコミュニケーションを取っていきました。

地道な努力が功をなし、最短で経営陣に食い込めるように。

また、プラント業界の職人は、1人前になるまでに10年かかると言われていますが、5年で登りつめることができました。野村時代の先輩が教えてくれたからこそ、最短距離で進めたんだと思います。

2.数字・成果・利益へのこだわり

野村の証券マンは、営業だけではなく「数字」にも強いです。

見積書の作成や収支を記録も自ら行います。その結果、自分の仕事で「どれだけ会社に貢献できたのか」が、数値で確認できるのです。それまで数値に弱かった私は、付いていくのに必死でした。

ただ、その経験もやはり柳井工業でも活きましたね。

プラント業界も多くは職人。職人の多くは「自分の目の前の仕事」ばかりに注力しがちです。ただ、それではチャンスは掴めません。

私は、野村の経験から「会社経営」も視野に入れていました。その甲斐あって柳井工業では、ありがたいことに先輩や上司の方から、さらに大きな仕事を任せてもらえるようになったのです。

3.交渉力と営業力

先ほど、野村の証券マンは数字が強いとお伝えしました。ただ数字だけではなく、営業マンということもあり、交渉力や営業力も凄まじいです。

必ず、お客さんがよろこぶ強力なメリットをお伝えし、お互いがWin-Winになるように交渉していきます。営業には想像力と思いやりも必要不可欠ですよね。

私は最近、ふとこう思いました。「どの職種でも、営業は大切だ」と。

職人になる前に「営業力」をゴリゴリに学んでよかったです。交渉と営業ができる職人が少なかったので、私の強い武器となりました。

4.前向きな思考力

長年仕事をしていると、いいことばかりではありません。

仕事で大きな失敗をしたり、お客様にお叱りを受けたり、目標が達成できなかったり…。すべてへこみますし、何度もくじけそうになりました。

ただ、野村のカルチャーには「失敗した数だけ成長できる」や「ミスしなかったら何も覚えられない」があります。失敗は改善すればいい。悩んでくよくよするくらいなら、解決策を考える。

ネガティブ思考があった私ですが、少しずつ「前向きさ」を得られるように。今でもそのポジティブマインドさに、助けられています。

今では経営者となった私。見渡すと、沢山の部下に囲まれています。

常々「失敗があっても大丈夫。解決策を探そう」と、部下に伝えています。野村時代、先輩が私にそう言ってくれたように。

5.プライドを捨て素直に取りくむ姿勢

私は、いい意味でプライドをズタボロにしてもらいました。

野村には優秀な人はもちろん、熾烈な争いに勝ち抜いた方が沢山集まっています。東大・京大出身はもちろん、元オリンピック候補選手、元大手企業出身など…。

そんな彼らでもとにかく鼻をへし折られ、人生のリセットボタンを押されます。結果がでないんです。どんなにがむしゃらに打ち込んでも、目標達成には到底敵わない。…野村證券の誰しもが通る道です(笑)

辛かったですが、厳しく言ってくれた先輩や上司には、本当に感謝しています。頭が上がりません。

未経験でプラント業界に飛び込んだ時、プライドがほぼない状態で挑めたからこそ、年齢構わず目の前のことに没頭できました。

私は「年下に教わりたくない」「元大企業で働いていた」といった見栄や過去の栄光を捨て、仕事ができました。また、未熟だからこそ、貪欲にお客さんや同僚に、「教えてください」と素直に伝えてきました。もし、過去の成功体験を忘れられず、しがみついていたらと思うと、ぞっとします。

時に、プライドは挑戦を阻みます。できることなら、今後もプライドはゼロでいたいです。

・・・

「あの頃に戻りたいですか?」と言われたら、おそらく「ノー」と答えるでしょう。

ただ、仕事への情熱や姿勢、貪欲さ、周りを巻き込む力は、野村から教えてもらえました。本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

これを読んだ若い人からは、「無理、耐えられない…」と思われそうですね。ただこれだけは伝えたいのは、20代〜30代に学んだことは、自分の糧になり資産になります。そして、精神力を鍛えてくれますよ。

それでは今日はこの辺で。誰かの力になれたらうれしいです。

今日もたのしく仕事をしていきます。

取材 / 文:ヌイ(@nui_nounai)

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