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柳井工業がnoteを始めた理由

柳井工業ってどんな会社?

創業40年、大分県に本社を置く、プラントメンテナンスの会社です。プラントの回転機(動力装置)をメンテナンスしています。

柳井工業はチームワーク、現場の雰囲気を大事にしています。お互いを尊敬し、最高のパフォオーマンスを出すために協力することでいい仕事、正確な仕事ができると思っています。仕事が終わった後にクライアントから感謝され、チームのみんなで達成感を共有すると”もっと頑張ろう”という気持ちになります。

そういった日々の積み重ねがチームの力となり、最高の仕事ができ、それぞれが互いを尊重し、個人の成長にも繋がる、そんな会社を目指しています。

なぜnoteを始めようと思ったのか

建設現場で働く労働人口は約500万人(国土交通省調べ)います。若い人の割合が少なく、業種内での高齢化が進んでおり、これから人手不足が深刻化していきます。今の現場でも人手が足りず全国から人を募集して現場に向かっていますし、今後、もっと人手が足りない、技術が承継できないなどの問題が出てくることは明白です。

3K(キツイ、キタナイ、キビシイ)の仕事というイメージがありますが、現場環境を変えていくことが就業に繋がるとの思いで業界も改善に取り組んでおり変化してきています。ですが、人は増えず若者が集まらない現状は変わらないままです。もっと若者向けに情報の発信を行い、業界に興味を持ってくれる人を増やすことが必要だと考えnoteを活用しようと思いました。

目指すところがある、それはなにか?

【現場で働く人にやりがい、価値を感じられるプラント業界】を実現したい。
プラントメンテナンスはなくてはならない仕事ですが、BtoB(会社と会社)の仕事なのであまり知られていません。働いている人でさえも自分の仕事が大きなプラントにどれくらい関与しているか全ては把握できていないと思います。もっとこの仕事の理解度、認知度をあげることでいま働いている人、これから働く人に自信を持って働いてもらえる環境を実現したいと思っています。

なぜそれを目指そうと思ったのか?

柳井常務にインタビューしました。

2009年、柳井工業に入社し、生まれて初めて石油化学プラントに入構しました。
当時の石油化学プラントの第一印象は、とにかく、【キツイ・暗い・汚い】の3Kでした。
現場作業中は話すこともままならず、常に緊張感に溢れ、気を抜くことさえ許されない、そんな状況でした。整備をしている機械も古い・汚い。休憩時間でさえ、休憩所では誰も笑ってない。しゃべってもいない。

「この人たちは何が楽しくて仕事をしているんだろうか?」
この業界に足を踏み入れて最初に感じたのはこれでした。

この雰囲気を作っているのはうちなのか?うちが作ってしまっているのであれば、自分が社長になったら、会社・現場の雰囲気を変えてやろう!こんなに価値のある素晴らしい仕事をつまらなくするのはつらい!楽しんでやろう!そう思いました。とにかく内部から雰囲気を変えてやろうと意気込んだのは今でも鮮明に覚えています。


実際に働いている職人さんが大人しい・暗いかと思えば、全然そうではなかったです。アフター5、飲み会の場、みんなプライベートでは明るく、楽しい人たちばかりでした。でも仕事が楽しくないとよく愚痴っていました。

原因は業界全体の鎖国状態!?

この原因はどこから生まれてくるのか。それは業界自体が鎖国状態だったからなのです。
「何でうちが培ってきた技術を人に教えなきゃいけないんだ。」「職人は口を動かさず手を動かすべきだ。」「計測工具に触れるなんて10年早い。」「仕上工の替えなんかいくらでもいる。」「お客様は神様だ、お客様が言っていることが全てだ。」「1日は24時間あるんだ。」


まるで戦後直後の日本にいるのかと思うほどに、昔ながらの風潮がそのまま残っていました。疑問に思う人すらいない。これが当たり前の世界だったんです。そこに若い世代の人たちが飛び込んで来ても長く続くはずもないです。仕事の面白さに気づく前に去っていく若い世代が後を絶ちませんでした。

この状況が果たして現場のためになっているのか。本当にお客様を満足させているのか。私にとってそこが一番疑問でした。

罵声が飛び交う現場で、張り詰めた空気の中、手先は震え、ミスが起こりやすい状況になっており、お客様も不快に思っていると思いました。

いざ、開国へ!!

この状況を打破するには・・・・
お客様、現場監督、棒心、作業員….
「現場に携わる人たちがどれだけコミュニケーションを取れるか。」
これに尽きると私は感じました。


きっかけは何でもいいんです。たばこミニケーション、飲み二ケーション。なんだっていいんです。その人の本音が聞ければ。若い人たちが口を揃えて言っていました。
「今どき古いよな。。」
若い人は皆、諸先輩方に不満を持っていたし、私が感じたことをそっくりそのまま感じていたのです。もっといい雰囲気の現場にしたいという思いが一層強くなりました。

そのためにはどうするべきか。。
ただ、諸先輩方に文句を言ったところで聞いてもらえるわけがありません。培ってきた経験、技術、こだわりがあるわけですから。。


今の若い世代がどう頑張っているか、どう変えていこうと思っているか、モチベーションをどこに持っているかを率直に伝えることで諸先輩方の心を開けるのではないかと思いました。

それから私は仕事をするたびに、お客様、棒心、監督、作業員どのような立場にいる方にでもこのような話をし、心を開いてもらえるように努めて来ました。


大事なのはお互いの理解と誠意です。どの業界でもそうですが、誠意をもって接することが一番相手に認めてもらいやすいと私は思っています。何を望んでいるのか。何を求められているのか。その時、その時、誠意をもって対応する。とにかくそれを実践し続けました。


認められ、心を開いてもらった後は簡単でした。諸先輩方も今後のプラント業界の雲行きが怪しいことは重々承知していました。ただ、不器用なんです。後輩たちを甘やかしたくない、簡単に認めたくない。小さなプライドが大きな鎖国を作り出していたのです。

目指す先はどうなりたいか?

10年後の現在、現場の雰囲気は大きく変わってきています。
少なからず、柳井工業の現場の雰囲気は変わっています。

現場作業にはメリハリがあり、やるべきことはやり、楽しみながら、ベテランの人、若手関係なく皆和気あいあいと作業をしています。時には冗談も言いながら。お客様も巻き込みながら。これでいいと思います。みんなが楽しめて、一つの目標が達成できるのであれば。
不思議とそういった現場はケガもなく、品質トラブルもなく、順調に終わるものです。

育てる風潮も生まれています。経験が浅い人でも率先して、計測しています。最前線で機械を分解・組立をしています。監督、棒心でなくてもお客様と気軽にコミュニケーションを取っています。

これが結果的に「ホウ・レン・ソウ」を明確に生み、作業が円滑に進んでいます。
柳井工業だけでなく、このプラントメンテナンス業界の未来を明るくしていきたいと考えています。

5年後、10年後には工業系の高校生、大学生が就職したい職業に「プラントメンテナンス」が上位にランクインして欲しいと願っています。

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